不動産投資物件の簡単な見極め方

不動産投資にデビューしたいときには物件選びに悩みがちです。

賃貸経営を安定させて家賃収入を確保していけるかどうかは物件次第の面もあります。三つのポイントを押さえておけば簡単に良い物件かどうかを見極めることが可能です。





立地を気にしましょう


不動産投資物件の見極めに最も重要なのが立地です。

不動産を手に入れてから唯一何も手を付けられないのが立地であり、この良し悪しで長期間に渡って安定して入居者が確保できるかどうかが決まると考えても過言ではありません。

駅までの距離、周辺の治安、病院や公共機関などへのアクセスなどについて考慮して、安心して快適に住める立地にある点をまず重視する必要があります。立地が良いとそれ自体が空室対策になるだけでなく、少し家賃に上乗せをできるメリットもあるため、多少購入価格が高くなっても利便性と安全性が高い不動産を手に入れることで失敗が少なくなります。また、災害のリスクも考えて、もともとは農地で地盤がゆるい物件は避けて通るのが無難です。


利回りを確認しましょう


不動産投資物件について広告されているときには必ず利回りが記載されています。現状での収益性を考える上で重要になるのが利回りの高さであり、少しでも高いものを選んでおくに越したことはありません。

ただし、広告に記載されているのは表面利回りであって、経営や管理に必要になるコストが考慮されていない場合が多いのには注意しましょう。実際に利益になるかどうかは支出が少なくて済むかが大きな影響を与えます。

古い物件の場合には購入してからすぐに修繕が必要になってしまうリスクがあり、表面利回りは高くても実質利回りは低くなりがちです。不動産に対してどのような修繕が行われてきたかも合わせて調べると実質利回りを見積もりやすくなります。


需要があるかマーケットをチェックしましょう


どれだけ良い不動産を手に入れたとしても需要がなかったら借り手がつきません。賃貸物件を探しているのが単身者ばかりの地域で3LDKの部屋ばかりのマンションを経営しても空室対策に悩まされるようになります。

その地域のマーケットを調べて、需要の高い間取りや設備が整っているかを確認するのは重要な観点です。地域によって同じ間取りであっても設備に対する要求も異なります。社会人か学生かによって生活パターンの傾向に差異があるため、立地条件に合わせて適切な間取りや設備であることが必要です。

現在の需要も大切ですが、将来の需要に目を向ける視点も持ちましょう。大学のように常に需要がある立地で学生向けの経営をすれば長期間に渡って安定した経営が期待できます。

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