不動産投資業界の1日のテレアポ件数平均はどのくらい?
不動産投資は人気のある資産運用の一つですが、テレアポのみの営業の場合には達成率はそれほど高くないといわれています。というのも、初期投資が大きいことから決断までに時間がかかり、タイミングが合致しづらいためです。
不動産投資業界の状況
不動産投資自体は、節税になること、長期的に安定した収入を得られ、リスクがそこまで大きくないことから、サラリーマンやOLも運用の一つとして検討しているほど人気がある投資方法です。初期投資は高額になりやすいですが、一室のみ購入するなど、自分の予算に合わせてある程度規模の小さい運用を始めることができますし、代行会社を使えば本業に影響が出ることもありません。また、ローンを完済した後は家賃をほぼ全額自分の収入にできますし、空き室が続いても、物件を処分すれば初期投資の何割かは取り戻すことができるなど、リターンの割にリスクが大きくないことは、安全な策をとりやすい日本人にとっても人気の高い理由となっています。
不動産投資業界の1日のテレアポ件数の平均
不動産投資に関しては、テレアポで営業をかける企業も少なくありません。空き室リスクの低い物件を案内し、パンフレット等を郵送して詳しく説明するという流れですが、新築物件は最低でも1000万円台からのスタートですので、1日に数百件の電話をしても、成約まで行くのは月数件程度です。一方で、普段から収益物件に関して調べているような人も一定数いますので、タイミング次第でよい物件の話が来る可能性もないわけではありません。
これから不動産投資を始めるという人は、まずは新築・中古の収益物件の相場等をよく調べておくとよいでしょう。テレアポではメリットしか紹介しませんが、どういった点に注意すべきかを知っておくと安心です。
不動産以外の投資業界の1日のテレアポ件数の平均
不動産以外の投資業界は、平均して200〜400件程度といわれています。資産運用法としてよく知られているものであれば、長い説明なしに一件を終えることができますが、比較的新しい内容のものは詳しく説明をしなければならないため、時間がかかり、一日当たりの件数も少なくなります。また、初期投資がそれほど高くないものは積極的に耳を傾けてもらえますが、不動産投資のように高額の初期投資が必要なものは、説明を始める前に断られる可能性が高く、内容によってかなり開きがあります。成約率も商品によって異なりますが、200〜400件に1件程度の割合で成約するというのが平均的な目安です。この中では、不動産はそれほど成約率が高くないといえます。