20代でもやっている人はやっている不動産投資の実態と成功のポイント
不動産投資に興味はあるけどよく分からないという人は多いのではないのでしょうか?
実は不動産投資は20代にもオーナーがいるぐらい、敷居が低い投資になっています。そんな不動産投資の実態と成功のポイントについてご紹介します。
不動産投資について
不動産投資では、アパート・マンションなどの不動産に投資をして利益を得ることを目的としています。不動産投資で期待できる利益は不動産の売却によって得られる売却益と、不動産からの賃貸収入による運用利益です。バブル経済期の不動産投資では売却益を主な目的としていましたが、現在は運用利益を目的とした不動産投資が主流となっています。
また、不動産投資にも幾つかのタイプがあります。1つ目が現物投資と言われる、実際にアパートやマンションを購入して賃料収入を得るタイプです。二つ目が、複数の投資家による出資で不動産を購入する小口化不動産投資です。不動産物件を証券化して、株式と同じような投資をする不動産投資信託というタイプもあります。
不動産投資の実態
ある不動産投資会社が行った実態調査によると、不動産賃貸物件のオーナーで最も多いのは40代で約35%、次が50代の28%でした。30代も2割以上とかなり多く、30代・40代という中堅世代が不動産投資の中心になっています。また、20代にも数%ですが賃貸物件のオーナーが存在します。
また、同調査によると不動産賃貸物件のオーナーの職業として最も多いのが会社員・一般職、次が会社員・管理職でした。物件のオーナーと言うと、ある程度年齢の高い人や収入のある人が務めているイメージが強いですが、実際は普通の会社員や若い世代にオーナーが増えています。
不動産投資は投資先の物件や物件からの賃料収入を担保にすれば、資金が少なくても始められます。これも、若い世代にオーナーが増えている要因の1つです。
不動産投資の成功のポイント
不動産投資を成功させる上で利回りは大切なポイントの1つです。利回りは不動産の購入価格に対する賃料収入の割合を指します。この利回りが低いと黒字化させるのが難しくなります。
基本的には利回りの高い物件を選ぶのがポイントです。ただ、物件紹介に載っている利回りの殆どは空き室ゼロ、つまり満室を想定した賃料で利回りを算定しています。賃貸物件にとって空き室は大きなリスクです。
ですから利回りの高さだけではなく、入居者が入る物件かどうかも投資を成功させる上で大切です。入居者が入りやすい物件としては立地が良い、間取りが良いなどのポイントがあります。立地が良くても同じ環境にすでに多くの物件があるなら、余りメリットにはなりません。その地域の需要と供給を見極める必要があります。